USCPAとは

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USCPA（米国公認会計士とは）

USCPAはU.S. Certified Public Accountantの略称です。
日本語に訳すと米国公認会計士となります。
文字通り、USCPAとは米国の公認会計士の国家資格のことを指しますが、公認会計士とはどのような職業なのでしょうか。

公認会計士とは

公認会計士とは、会計の専門家であり、日本ではしばしば三大国家資格の１つとして挙げられます。
公認会計士は、会社の財務情報が適正に表示されているかどうかについて、独立した立場から意見を表明する財務諸表監査業務を独占業務としており、その意義は、虚偽の財務情報によって投資者や債権者などの利害関係者が損害を被ることを防ぐことにあります。
財務諸表監査が行われないとすると、証券市場を投資家が信認することができなくなり、経済の活性化が阻害される。その意味で財務諸表監査は経済の発展に資しており、公認会計士制度は重要な経済インフラであるといえます。

参考
公認会計士とは｜日本公認会計士協会

日本の公認会計士とUSCPAで異なる点

日本の公認会計士USCPA
資格の有効性日本の国家資格である米国の国家資格であり、
日本では法に基づく特別な効力はない
日本での評価難関国家資格のひとつであり、
日本国内において非常に評価は高い		国際的に通用する会計の資格として、
高く評価する業界・会社が数多くある
国際的な評価日本の公認会計士資格として評価はされ得るが、
米国公認会計士の方がより認知度がある		他の国々の会計士資格と相互連携がある等
世界的な認知がある
難易度
非常に難易度が高い
日本の公認会計士資格よりは難易度が低い
監査法人への入所可能可能
（かつ、日本の公認会計士資格と待遇に差がない）

USCPAは日本の公認会計士試験と比べると試験難易度は低いですが、一方でその資格の有用性にそれほどの差がないことが分かります。
日本の公認会計士は、独占業務である監査業務において、監査先の会社の財務諸表に対する監査意見報告書に「サイン」を行うことができます。
USCPAは米国の公認会計士なので、日本の監査基準に準じた監査業務においてはサインを行うことができません。
しかし、監査業務のチーム全員が日本の会計士である必要はないので、監査法人はUSCPAを積極的に採用しています。